日記

2020年の振り返り

実に1年ぶりのブログ更新になりました。

2020年、COVID-19の影響で世の中が大きく変化せざるをえなかった年。

みなさんはどのような1年だったでしょうか?

本日は、少し遅くなりましたが、

2020年の振り返りをします。

 

私自身の2020年をまずは大きく振り返って一言で例えると、

「講座卒業後のギャップイヤー・ほぼ現状維持」

でした。

 

2020年は年始から家族が大病を患い、その中でどう仕事と向き合っていくかが大きな課題でした。

2018年-2019年の、翻訳学習+翻訳仕事に関する時間は約2500時間づつでしたが、

2020年が大幅に減少して2000時間でした。

 

わたしが住む国では、ハイスクールの卒業後に「ギャップイヤー」と称して、進学も就職もスキップして1年は好きなことするといった習わし?を実行する輩がいます。

意図せず、わたしも講座卒業してこの1年は、やることをスキップした感があるので、ギャップイヤーと例えてみましたが、

2020年は、何か大きく変化はなく、現状維持と基礎固めといった地味な一年でした。

 

そのようなわたくしの2020年を具体的に以下の3つをベースにまとめたいと思います。

  • ライフイベント・夫の大病
  • 知識の基礎固め・プログラミング
  • 株式投資を開始した

決して順調でない1年でしたが、その中で経験したこと、感じたことが読んでいただいた方の参考になれば幸いです。

ライフイベントに対して思うこと

2020年の幕開けは、夫が潰瘍性大腸炎になり入院。

その後も入退院を繰り返して半年後の6月に手術。

現在も自宅療養中です。

 

講座受講中も、管理人さんが何度もくちを酸っぱく

家族の解雇、病気、介護などに対応しなければならないことが、

年をとればとるほど増える。早く行動しろ!

と言われていましたが、

講座卒業直後に、そんなライフイベントが自分の身に降りかかりました。

 

幸い、フリーランス翻訳者として走り出しており、

毎日、病院に通いながらも、翻訳依頼は継続していただいていたので、自分の生活の時間を調整して看病+仕事を両立することができました。

 

が、このイベントを通しての良い側面だけを見れば、その前の年までに立ち上げておいて良かったですが、たまたまライフイベントのタイミングがここだったのは、単なる運が良かったって話で、そのライフイベントがもっと前に起きていたらと想像すると、これから先もどんどんやることを加速していく必要があると心底感じることが多かったです。

 

このライフイベントを通して、言えることは、

「止まってる暇なんて1秒もない」

 

2020年は、その気持ちとは裏腹に、特に2018年-2019年のがっつり翻訳に時間を当てていられたことと比べると、進みの遅い年になってしまいました。

 

年をとればとるほど、そういったライフイベントが発生する確立は高まります。

他人事ではない、とにかく、今やれることは最大限やる。

 

「あー、あのときあれをやっていれば・・・」って発している自分を想像すると、悲しくなるじゃないですか、

 

「あー、あのとき、苦しかったけどやっておいて良かった・・・」常にそう発していたい。

 

今回は、それの言葉が発することができたのも、ホント、ギリギリのライン。

2021年は、どの状況でもパフォーマンスを意識して結果にコミットする。

2020年の体験を元に次への1歩を着実に進めていきたいです。

 

知識の基礎固め・プログラミング

さて、進みが遅いと言いつつも、頂いた案件の周辺知識の学習などを進めていくなかで、

2020年中に学習した中で、特にやって良かったと思うこととを1つ紹介します。

 

前提として、今、わたくしは、情報通信、ソフトウェア関連の案件を主に受注しています。

なので、他分野の方にはあてはまらない情報かもしれませんが、興味のある方は参考にしてください。

 

2020年前半にプログラミングの学習をしました。

わたしの、プログラミング学習の目標は、明細書のプログラミング言語が関わる部分を体感的に理解するというものでした。

わたしの目的のような基本的なプログラミングの学習であればYouTubeで無料で見ることができるものもありますし、比較的安価に学習できるプログラムもあります。

 

わたしは、Progateという月額980円のコースを3か月契約していました。

https://prog-8.com/

 

Progateは、学習できる言語がたくさん含まれていて、目的にあったコースがいくつか用意されています。どのコースをどれだけ行っても、変わらず月額980円なので、集中的に学習できる時間があれば、かなりコストパフォーマンスが高いと思います。

実際に、コードを打ち込み(選択する場合もあり)、プログラミングがどんなものかというのを視覚的に、感覚的に理解できるのでおすすめです。

私は、HTML、CCSといった、自身でブログを持っている方であれば、少なくともデザインや構成でコードを見たり、その概念に触れたことがあるような言語と、Rubyといったバックエンドの言語の基礎を学習しました。

 

で、実際に、じゃこのプログラミングが翻訳に何の役にたつの?って話なんですが、

 

テクニカルな部分でいれば、少なくともIT分野の翻訳をしていると、原文にプログラミング言語に対する知識や技術も盛り込まれていることが多々あります。

机上で言葉を集めてなんとか理解することは不可能とは言いませんが、実際にプログラミングがどのような成り立ちなのかを自分で手を動かして理解することで、原文の言おうとしていることがより立体的に理解することができるようになります。

構造や概念が抑えることができれば、プログラミングの言語が違っても、言わんとしていることと言語を置き換えて考えれるようになります。

 

表現に語弊があるかもしれませんが、

「まずは言葉(前提)があり、それに定義と意味づけをしていくのがプログラミングの成り立ち」

だと現時点で私は解釈していて、その解釈でいえば、機械学習も、ある言葉にそれを使う時の関連用語、意味、パターンなんかをどんどん定義づけていくことで精度が高くなるといった、大まかなプロセスが体系的に理解できるようになりました。

 

この思考は、逆回しにすると、広大な大きな分野がある、それを理解するために、単語レベルに分解していってマップを作るといったマインドマップ的なものになるという感じがあって、プログラミングを学習することで、構造的にものごとを理解できるようになるのでは?という感想ももっています。

 

ここから深堀するかしないかは、個人のゴールによって異なると思いますが、まずはプログラミングの大枠の概念を理解したい方には、

HTML→CSSの後に、RubyやPython、PHPなどの言語を学習することをお勧めします。

 

プログラミングの学習後に、読んで面白かった書籍を数点挙げておきます。

他にも関連して通信技術の理解を深めるのに役立った本、

この日経BP社のなぜシリーズは、基本的な技術の理解に役立つのでお勧め本です。

プログラミングの知識もプラスすることで、より読みやすくなると思います。

 

株式投資を開始した

2020年に、株式投資を開始しました。

2020年、在宅、副業も流行ったようでうすが、投資もかなりのブームのようですね。

すっかり、ブームに乗せられてしまいましたが、

株投資をすることで、副産物がありました。

さくっとまとめると、以下の2点

  • 自分の金を使うことで、世の中の情勢を能動的に取りに行くようになった
  • 投資情報から関連技術や関連会社の知識を深めることもできる。

自分の金を使うことで、世の中の情勢を能動的に取りに行くようになった

COVID-19のロックダウンで、株価は下落をしたものの、年末まで回復しているので、その期間に株投資を開始した私のような初心者でも、いきなりマイナスになちゃって、どーしよう!と焦ることなく年末を迎えたのですが、

投資の世界の方々の話を見たり聞いたりして、2020年はラッキーな年だっただけ、浮かれないこと、まずは無難なもので積み立てというのが、投資初心者の流儀のようですので、それに従っています。

 

そして、本題ですが、、、

投資する→当然、自分のお金を使います。

この行為って、すごくインパクトあるんですよね。

 

当然、株価がどうなるのか、チャートも気になりますが、世界で何が起きているのか、どんな技術が世に出てきているのか、おのずと情報を取りにいくことが日課となってます。

話題となっている分野の企業の関連性や、どんなマーケティングスタイルなのか、それが世の中の情勢とどう結びついているのか、不安定な世の中ほどよく知っておきたいものです。

しかも、株式投資はパソコン1つで少額から始めれるので昔ほど敷居は高くなく、ほんの少額でも情報を取りに行くという姿勢が勝手にできあがる。現金なものです。

 

投資情報から関連技術や関連会社の知識を深めることもできる。

株の商品には、特定の分野の会社ばかりを集めた投資商品(例えば、EVを対象とするものや、バイオテクノロジーを対象にするもの)もあるので、そういったものからその分野の関連技術、関連会社も投資から逆に勉強する材料を見つかることもあります。

当然、技術には、特許も絡んでくる。マーケットで注目されている企業の技術がどんなものかを明細書から知ることもでき、株投資と特許翻訳は親和性がある。というのが、投資3か月目の超初心者の所感です。

2021年は企業分析の仕方、技術の理解をより深めて、その親和性を確かなものにしていくことが一つの目標です(いまのところは、まだわたしの理解が混沌としているので抽象的な話ですみません)。

 

一言でまとめると、

「特許翻訳やっているのなら、投資をやると副産物があるよ」

って話です。

が、この件については、もう少しトピックを固めてから近々、記事投稿します。

まとめ

ということで、少し遅くなりましたが、2020年の振り返りです。

順風満帆とは言えないライフイベントもあるけれど、

それでも、これまで通りやれることはやる。

変化に乗り遅れるな。将来に備えよ。

 

今年2021年は、「拡張」をテーマに日々精進いたします。

 

それでは、本年も格闘開始。。

悔いのない一年を!

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