今週の月曜日から、自動車の回生ブレーキに関する明細書の読み込みを開始しました。
11月中(あと16日)の間に、リストアップした明細書の中から30件読み込み、対訳収集、3件~5件を予定しています。
現在のところ回生ブレーキに直接関わる明細書の読み込みは4件のみ。
というのも、回生ブレーキが機能するメカニズムの要素には、ブレーキ系等の制動系のみならず、トランスミッション、エンジンなど、他のシステムに繋がることが多く、一つを見ると、他の要素とリンクして調べたいことがどんどん広がっていきます。
このため、回生ブレーキから始まり、エンジンやトランスミッションの基本的な仕組みを理解したり、2日前はデファレンシャルといって、エンジンからの駆動を左右の車輪に異なる回転数を伝達する機構の調査と明細書読みをしました。
昨日は、デファレンシャルの欠点をカバーするデファレンシャルロックについての学習。
デファレンシャルは自動車のコーナリング時に、左右の車輪の回転数の差を作る機構ですが、仮に片輪のみがぬかるみにはまったりすると、左右の車輪の回転に差があって良しとするデファレンシャルのみでは、ぬかるみにはまった車輪のみ空転し、他の車輪の回転数が少なくても、左右の自動車に異なる回転差を送り続けることになり、ぬかるみから抜け出すことができません。
ぬかるみから車輪を脱出させるには、他の車輪と同じ回転数になるように動力を伝達することになり、デファレンシャルの機能を止める、デフロック機構が必要となることを知り、デフロックの構造、仕組み、メカニズムの調査にとりかかりました。
このように、回生ブレーキといったら、ミッション、ミッションといったら、エンジン、エンジンといったら、ミッション、ミッションといったら、デフ・・・・と、マジカルバナナのようになっていますが、本日は、また回生ブレーキに回生していこうと思います。
また、自動車の特許は、独特な表現が多く、摺動する、係止する、噛合するなど、なんとなく字を見ればわかるものの、どんな部品の場合に使用されるのか日本語の明細書で、主語と、動詞を集め、イメージの構築をしていこうと思います。
学習記録 11/15
ブログ デファレンシャル 1h15m
クラッチ、デフロック、LSD、TSC ノート作成
デフロック明細書
●特開2017-178251 自動車のデフロック装置
ダイハツ工業株式会社
●特開2012-132478 デフロック機構
UDトラックス株式会社
●特表2015-535578 イートン コーポレーション
予圧用のばね装着パッドを有するデファレンシャルロック装置
文法参考書資料読み
学習時間 12h40m