学習記

言葉の海に潜る

化学と物理のビデオセミナーを終えたのが6月の末。

その後、対訳シリーズIBMレジスト特許のビデオセミナーと対訳学習、半導体の情報整理、知識の構築を進めてきました。

先週は明細書の読み込みが少ないことに気づき、テーマを絞り関連する出願されている特許をリスト化、明細書を読みながら周辺知識を肉付けする作業を始めました。

特に日本の企業が出願している特許明細書を読み始めています。

少し気づき始めたことがあって、その前は対訳学習で英語から日本語のペアになる用語を調べて考察していたのですが、日本の企業の明細書から背景知識を整理することで、つまり日本語で理解し日本語のストックを増やすことで、次に対訳学習や翻訳する段階になった時に選択の幅を増やすことができるということ。

今までは英語で書かれたマップを見ながら混沌とした日本語の言葉の海の中へ手を突っ込んで手探りで探していた言葉を、先に日本語の混沌とした海の一部に潜ってどんな言葉があるか把握しておき、日本語の海から英語の用語を取りに行けるといった感じ。

明細書に記載のある参考特許文献(原文が英文で翻訳されたもの)も併せて読んでますが、訳文でここはAと訳されているけど、他の日本企業の明細書ではBと言われてることでは?と英語の原文を確認するとその予測があたっていることがある。この予測が当たったことからみると、日本語でまずは日本の当業者の言葉を理解しておくことが、今後の翻訳のスピードを上げることに繋がるということが体感として理解できました。

ということで、今週も関連テーマの明細書の読み込みから知識の構築と定着をしていきます。

先週の振り返り

先週は、分析装置ノートからはじまり、真空ノートの作成、化学平衡や減圧蒸留の概念のまとめ、テーマを絞って明細書の読み込み~昨日は、露光装置について整理を開始しました。

学習時間は50時間、校正の実ジョブやブログなどその他翻訳に関わる時間の総計は62時間でした。

本日の計画

露光装置のまとめ

校正実ジョブ

EUVレジスト明細書読み

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